コラム|名古屋市東区で歯医者・小児歯科・予防歯科をお探しなら、是非みさと歯科へ

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全身の健康は歯周病予防で守れます

脳梗塞、誤嚥性肺炎、糖尿病……など歯周病との関連が研究・調査から明らかになっている全身疾患は数多くあります。なぜ歯周病はお口だけにとどまらず、全身に悪い影響を及ぼすのでしょうか?

 

●歯周病が全身疾患を引き起こす仕組み

歯周病菌が発生させる炎症性物質は血液の流れに乗り、血管を介して全身のいたるところへ運ばれます。そしてさまざまな臓器や血管内で炎症を起こし症状を悪化させます。心臓に運ばれれば心筋梗塞、脳に運ばれれば脳梗塞や脳卒中を発症します。

また血流からではありませんが、誤嚥性肺炎は口から摂取した食べ物と歯周病菌が混じったものが肺へ誤って入り込むことで発症します。

 

●歯周病予防にも治療にもタバコは「百害あって一利なし」です

タバコを吸う人は要注意です。喫煙者は吸わない人に比べ、歯周病にかかりやすいことがわかっています。また喫煙者は歯周病の症状が悪化しやすいうえ、治療効果が思うほど得られず、治りも悪いのが特徴です。これはタバコの煙に含まれる有害物質が歯ぐきの血流を妨げること、免疫機能を狂わせることが影響しています。

しかし禁煙すると歯ぐきの状態が改善し、免疫機能も回復することが多くの研究・調査でも明らかです。喫煙者の歯周病予防には、まず禁煙からはじめることが大事だといえるでしょう。

 

●妊娠を考えている女性は歯周病予防も意識しましょう

血流に乗って全身に運ばれる歯周病菌は子宮内の胎児にも脅威です。

妊娠中の女性が重度の歯周病にかかっていると、早産や低体重児出産のリスクが約7倍にも上るというデータもあります。

妊娠中は女性ホルモンの影響のほか、つわりで歯磨きが不十分になり、歯周病にかかりやすくなります。したがって、妊娠前にきちんと歯周病を治療しておくことをおすすめします。

 

●歯周病予防からはじめる健康づくり

歯周病は喫煙といった生活習慣や、妊娠という特別な状態と絡みあうとさらに深刻な症状を全身に及ぼすことがわかりました。

毎日の歯磨きなどのセルフケアに合わせ、歯科医院でのプロケア、定期メンテナンスで歯周病はしっかり予防できます。お口の環境を整えることから健康づくりをはじめましょう!

 

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